専業主婦になるには旦那の年収はいくら必要?結婚相手に求める年収は?

婚活をしている女性の2人に1人は専業主婦になりたいと考えています。あるいは、可能なら専業主婦になりたい、できれば専業主婦として家計を支えたいと考えています。

しかし、20代~30代の約80%の男性は、結婚後は共働きを希望しているというデータがあります。これは、男性側の収入面での経済的な不安や老後の心配などから、共働きを希望しているのが現状です。

では、専業主婦になるには夫の年収はどれくらい必要なのでしょうか。婚活において、専業主婦を希望する女性が結婚相手に求める年収は、いくらが妥当なのでしょうか。
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専業主婦になるには旦那の年収はいくら必要?

専業主婦とは、主婦業に専念している女性となりますので、原則としては専業主婦の方には収入がなく、毎月の生活費は夫の収入のみとなります。

最近では、パート・アルバイトで働いたり、フリーランスとして仕事をする女性が増えていますが、正確にはパートでもアルバイトでも、フリーランスでも、毎月収入がある場合には専業主婦とは言いませんので、あくまでも収入が全くない専業主婦の場合として記載します。

夫の年収が300万円の場合

夫の年収が300万円の場合、妻が専業主婦になることは現実的に不可能でしょう。年収300万円ということは、毎月25万円の給料(ボーナスなし)となります。25万円の給料の中には、源泉所得税や住民税、社会保険料などが含まれていますので、月収25万円の手取り額は20万円前後になります。

仮に夫婦2人子供1人の3人家族だとして、手取り20万円で家族3人が生活するとなると、家賃だけで10万円前後の出費となりますので、残り10万円で食費や光熱費、各種支払いをすることは現実的に難しいといえます。

たとえば、両親の援助がある場合、あるいは両親と共に生活することで家賃がかからないというようなケースなら、年収300万円でも可能かもしれません。ただし、年収300万円で妻が専業主婦になるには、両親や親戚などの援助がなければ不可能です。

夫の年収が400万円の場合

夫の年収が400万円の場合、地方に住んでいるなら妻が専業主婦でもなんとかギリギリ生活ができると考えられます。年収が400万円ということは、ボーナスなしで月収33万円となりますので、手取り額では毎月26万円~27万円前後です。

毎月26万円~27万円の手取りであれば、夫婦2人子供1人の3人家族なら、妻が専業主婦でもギリギリで生活ができるレベルと考えられます。

ただし、子供がもう1人できた場合には、年収400万円では生活が成り立たなくなりますので、2人目ができたら妻が働くことも考える必要があります。

また、東京や大阪などの大都市圏では、夫の年収が400万円では足りません。年収300万円の場合と同じように両親からの援助があれば別ですが、両親や親戚からの援助がない場合、年収400万円の夫の収入だけでは生活が成り立たないでしょう。

地方在住で夫の年収が500万円の場合

地方在住で夫の年収が500万円の場合、妻が専業主婦でも多少ゆとりのある生活が可能です。年収500万円ということは、毎月42万円前後の給料となりますので、手取り額では35万円前後です。仮にボーナスがある場合には、毎月30万円前後の給料+50万円のボーナス×2回となりますので、地方であれば妻が専業主婦でも生活ができます。

もちろん、毎年のように海外旅行に出掛けたり、毎週のように外食をするような生活は不可能です。地方在住で年収500万円の家庭では、ある程度の節約は必要ですが、上手にやりくりをすることで毎月少しずつでも貯金をすることも出来るでしょう。

ただし、子供が2人、3人となった場合には、かなり家計が厳しくなることが予想されます。子供1人に付き、年間50万円~80万円のお金が必要となりますので、夫の年収が500万円の家庭では、2人目、3人目ができたら共働きを考えなければなりません。

首都圏在住で夫の年収が500万円の場合

首都圏在住で夫の年収が500万円の場合、妻が専業主婦になるには、かなりのリスクがあります。仮に、夫婦2人子供1人の3人家族でも、おそらく毎月ギリギリの生活になることが予想されます。場合によっては、毎月赤字になる可能性もありますので、夫が年収500万円の場合には、夫婦で共働きをされることをおすすめします。

また、子供が2人、3人となった場合には、年収500万円の夫の収入だけで生活することは、ほぼ不可能です。仮に子供が2人なら世帯収入として600万円以上、子供が3人なら世帯収入として700万円~800万円以上は必要になります。

年収500万円で妻が専業主婦というのは、かなりのリスクがあります。夫が病気になったり、リストラされたりということがあると、一気に家計が崩壊する可能性もありますので、いざという時のためにも夫の年収が500万円までは、夫婦で共働きをするほうが良いでしょう。

それでも専業主婦になりたい!結婚相手に求める年収は?

1ヶ月間に必要なお金や1年間に必要なお金は、首都圏在住なのか、地方在住なのかによっても大きく異なりますが、お金に困らない普通の生活を希望するなら、夫の年収が500万円以下なら妻が専業主婦になるのは諦めたほうが良いでしょう。

仮に子供が1人で3人家族だとしても、夫の年収が500万円で妻が専業主婦では、もし夫に何かあったら即破綻する可能性があります。今は、いつリストラされるかわからないような時代ですし、夫が病気になったり怪我で働けなくなることも考えられます。

また、老後に向けた蓄えということで考えても、夫の年収が500万円では、日々の生活が精一杯でほとんど貯金はできませんので、老後破綻も予想されます。そのため、夫の年収が500万円以下の場合には、妻も普通に仕事をして世帯収入をアップさせることが重要です。

専業主婦が可能な年収のボーダーラインは?

妻が専業主婦になることが可能なボーダーラインは、夫婦2人子供2人の4人家族の場合、首都圏在住なら年収800万円以上、地方在住なら年収600万円以上と考えられます。

仮に子供がもう1人できたら、先ほどの年収に+100万円~+150万円は欲しいところです。また、夫の年収が首都圏で800万円以上、地方で600万円以上であっても、それでもかなり節約をしないと妻が専業主婦を続けることは非常に難しくなります。

安心して子育てをしたい、安定した生活を送りたいと考えるなら、夫の年収は1,000万円以上でなければ、妻が安心して専業主婦を続けることは難しいでしょう。

専業主婦を希望するなら年収1,000万円以上の男性を狙え!

もしあなたが本気で専業主婦を希望するなら、年収1,000万円以上の男性と結婚されることをおすすめします。仮に世帯収入が1,000万円以上であれば、家族で普通に生活をすることができますし、毎月ある程度の貯金も可能です。

もし共働きが可能ということであれば、夫が年収600万円、あなたが年収400万円でも、世帯年収は1,000万円となりますので、結婚後も安定した生活ができます。正社員ではなくパート・アルバイトで働きたいということなら、夫が年収800万円、あなたが年収200万円でも、二人合わせて世帯年収は1,000万円です。

もう1度言いますが、お金の心配をせずに普通に生活をしたいと考えるなら、世帯収入1,000万円以上が理想です。世帯収入で1,000万円以上あれば、万が一のために毎月貯金をすることができますし、ある程度、ゆとりある生活を送ることも可能です。

ただ、もしあなたが専業主婦を希望するなら、夫にはあなたの分まで稼いでもらわなければなりませんよね。仮に夫が自分の分しか稼げないとなると、結婚後にかなりお金で苦労することとなります。

結婚後に苦労したくない、お金で喧嘩をしたくないという方は、年収の高いお相手を見つけることが重要です。
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