婚活サイトやマッチングアプリ、婚活パーティーで知り合ったお相手と初デートをする際に、お相手の男性から名刺をもらったことがある女性も多いのではないでしょうか。
名刺は、本人の名前（フルネーム）や役職、勤務先の会社名や会社HP、住所や電話番号・FAXなどが記載されています。また、営業職や自営業・フリーランスの男性などは、すぐに覚えてもらえるように顔写真付きの名刺を作ってアピールしたり、携帯電話の番号やメールアドレス、LINEのIDを記載することもあります。
婚活をしている男性の中には名刺を身分証明書の代わりとして、婚活でマッチングしたお相手に渡す男性も多いのです。
婚活で名刺交換は必要？
婚活で名刺交換は特に必要ありません。初デートの際に名刺を渡す男性もいますが、必ず名刺を渡さなければならないというルールはありませんので、婚活面接で名刺を渡さなくても何も問題はありません。
ただ、結婚相手を探す婚活ということから、初めてお会いする相手に対して「私はこういうものです」と名刺を渡すことはあります。自己紹介の意味も含めて名刺を渡す男性もいますので、お相手に名刺を渡すかどうかはその人の考え方によります。
男性が初デートで女性に名刺を渡す意味や心理は？
男性が婚活で出会った女性との初デートで名刺を渡す意味は、「はじめまして」という自己紹介の意味と「私は怪しいものではないですよ」という意味を含めて名刺を渡しています。
また、仕事の癖で初対面の相手に名刺を渡すという人もいます。特に会社を経営している経営者や個人事業主の男性は、顔と名前を覚えてもらう意味でも初めて会う人には名刺を配ります。婚活面接で名刺を渡す男性からすれば特に深い意味はなく、あくまでも挨拶の1つとなります。
ただ、名刺を渡す男性としても、渡す相手は選んでいます。婚活で出会った全員の女性に対して無作為に名刺を配るわけではありません。
怪しい女性、おかしな女性、信用できない女性には名刺は渡さない
男性としても無用なトラブルは避けたいと考えますので、「この女性はちょっとおかしいな」という女性には名刺を渡すことはしません。
万が一、ストーカーのような迷惑行為や渡した名刺を悪用されたり、勤め先や取引先にいたずら電話などをされる可能性もゼロではありませんので、怪しい女性や信用できない女性には名刺は渡さない傾向があります。
タイプではない女性、次に繋げたくない女性には名刺は渡さない
名刺を渡す男性は、会ってみてあまりタイプではない女性や1回で終わりと考えている女性に対しても、名刺を渡すことは少ないです。男性は信頼度をアップさせるためにも、気になる女性や2回目・3回目の面接に繋げたい場合に名刺を渡す傾向があります。
名刺は簡単に作れる？嘘の名刺でなりすましも可能
名刺は誰でも簡単に作れます。会社によっては社員の名刺を専門業者に発注して作っている場合もありますが、今は名刺を作る無料のソフトウェアもたくさんありますので、個人でもほんの数分で名刺を作ることが可能です。
特に自営業やフリーランスといった個人事業主の人は、経費削減という意味でも外部に依頼せず自分で名刺を作っていることがほとんどです。また、格安の印刷会社に依頼すれば100枚の名刺を200円～300円程度で作ってもらうこともできますので、婚活用に独自の名刺を作っている男性もいます。
名刺はいくらでも嘘が付ける
名刺は誰でも簡単に作ることができます。作ろうと思えば、嘘の姓名、嘘の会社名で名刺を作ることも可能です。会社の住所もデタラメ、電話番号やFAX番号もデタラメのねつ造した名刺を作ることもできますので、名刺は非常に信頼度が低いものです。
既に退職している会社の名刺を渡す男性も
男性によっては、既に退職している会社の名刺を渡すケースもあります。失業中や転職活動中の男性に多く見られますが、過去に所属していた会社の名刺を渡して信用させる手口です。
名刺は身分証明書ではない
名刺は身分証明書ではありません。身分証明書の代わにもならないものです。
身分証明書とは、運転免許証、健康保険証、パスポート、マイナンバーカード（住民基本台帳カード）、年金手帳などが該当します。身分証明書として有効なものは、公的機関が発行しているもので名前や生年月日、住所などが記載されたものが身分証明書です。
身分証明書とは？本人確認書類の種類は？婚活に身分証明書は必要？
婚活で出会った相手の身元を確認したい場合は？
婚活で出会ったお相手の身元を確認したい場合には、顔写真付きの身分証明書として運転免許証、又はパスポートを確認されることをおすすめします。
身分証明書という意味では健康保険証やマイナンバーカードなどでも有効ではありますが、顔写真が付いていない身分証明書は友人や知人、兄弟などの第3者から借りたものを提示されるリスクがあります。
そのため、お相手の身元確認を行う場合は、必ず顔写真付きの身分証明書（運転免許証、パスポート）を確認することが重要です。
名刺を信用するのは危険！偽造名刺で婚活女性を騙す男
婚活サイトや婚活パーティーで出会ったお相手から名刺を渡されると、信頼度が上がって安心感がありますよね。「名刺を渡す＝誠実な人」「名刺を渡す＝誠意ある行動」と考える女性は非常に多くいますので、男性から名刺を渡されただけで相手を信用してしまう女性もいます。
しかし、名刺はただの紙切れです。いくらでも偽装することができますし、いくらでも嘘を付くことができるものです。しかも、名刺は誰でも簡単に作れますので、相手を騙す方法としては非常に使い勝手が良いアイテムなのです。
マッチングアプリや婚活パーティーの出会いは要注意
マッチングアプリや婚活サイト、婚活パーティーでは他人の名刺を使って第3者になりすましている男性もいます。
営業などをしていると1日に何度も名刺交換をしますので、他人の名刺を使って第3者になりすまして婚活サイトに登録したり婚活パーティーに参加するのです。特に婚活パーティーでは既婚者の参加やなりすましが横行していますので、受け取った名刺をそのまま信用することは非常に危険です。
既婚者のなりすましや嘘のプロフィールが多い
なりすましや嘘のプロフィールで活動する会員は、既婚者に多い傾向があります。結婚後も遊びたいと考えている人物が、第3者になりすまして嘘のプロフィールで活動するケースです。
既婚者は、家族にバレないように他人になりすまして、浮気目的でマッチングアプリや婚活パーティーを利用しているのです。
マッチングアプリや婚活サイトは自己責任
マッチングアプリや婚活サイト、婚活パーティーや街コンなどは、基本的に自己責任です。
本人確認を徹底して行っているサイトもありますが、登録した会員が本名で活動するとは限りません。婚活で知り合ったお相手とデートをする際に、他の人物になりすましてデートをする人もいます。
マッチングアプリや婚活パーティーなどは無料で活動できたり、格安な料金でお相手と出会うことができますが、既婚者や遊び目的の会員が多く登録しているのが現状です。
真剣な出会いなら結婚相談所がおすすめ！
真剣な出会いなら結婚相談所がおすすめです。特にオーネットやツヴァイは最大手の結婚相談所となりますので、入会時に審査があります。
また、運転免許証や健康保険証、パスポートなどで本人確認を行い、さらに独身証明書や収入証明書、卒業証明書や資格証明書などの書類を提出します。
そのため、結婚相談所は嘘のプロフィールで活動することはできませんし、なりすましで入会することもできません。入会した会員は、真剣にお相手を探しています。
マッチングアプリや婚活パーティーなどでお相手が見つからないという方は、本人確認が徹底している結婚相談所がおすすめです。
