社会人になると、仕事の付き合いでお酒を飲むことが多くなります。最近は、職場の飲み会(飲みニュケーション)には一切参加しないという人も増えているようですが、仕事を円滑に進めるためには、ある程度は飲み会に参加することも必要と言えるでしょう。
また、最近では婚活居酒屋・相席屋(出会い居酒屋)が非常に人気がありますので、全くお酒が飲めないというよりは、多少でもお酒が飲めるほうが、出会いのチャンスが広がる可能性もあります。
では、婚活ではお酒が飲めるほうがモテるのでしょうか。逆に、お酒が飲めない人のほうが好まれるのでしょうか。婚活を行う上で、飲酒が不利になるのか、有利なのかをまとめました。
目次
飲酒は婚活に不利?お酒は飲めるほうがいい?
婚活において飲酒が不利になるかどうかは、一般的には飲酒をすることによって婚活が不利になることは、ほとんど考えにくいと言えます。当然ですが、社会人ともなればお酒を飲む機会も増えますので、全くお酒が飲めないという人よりは、多少はお酒が飲める人のほうが好印象となります。
タバコの場合は臭いが苦手という人が多く、健康を害するものというイメージもありますので、婚活市場ではタバコを吸う人は、かなりのマイナスとなりますが、たしなむ程度の飲酒であればプラスになると考えられます。
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どの程度の量のお酒を飲むのか?
ただ、好印象となる飲酒は、その場の空気を壊さない程度の飲酒という意味になりますので、どの程度の量を飲むのかによっても、その後の印象が大きく異なるようになります。
たとえば、毎日必ずお酒を飲むという人、毎晩のように大量のアルコールを飲むという人は、婚活ではかなりのマイナスになることが予想されます。仮に、ビールなら350mlを1本程度、日本酒なら1合程度ということなら、婚活でマイナスになることはないでしょう。
毎日ビールを3本~5本は飲み過ぎ
しかし、毎日ビールを3本~5本以上、あるいは日本酒を2合~3合以上も飲むとなると、毎日かなりの出費になりますし、健康を害することにも繋がります。
お酒は、全く飲まない人よりも、適量を飲む人のほうが死亡率が低いというデータもありますので、適量の飲酒であれば、婚活にほとんど影響はないと言えるでしょう。
お酒の飲み過ぎは女性の離婚原因になる
毎年裁判所が発表している離婚理由の調査では、「酒の飲み過ぎ」が第10位にランクインしています。
適度な飲酒はいいのですが、毎日お酒を大量に飲むとなると家計を圧迫しますし、喧嘩の原因にもなります。お酒の飲み過ぎが離婚につながるケースもありますので、お酒はほどほどに飲むのが理想です。
離婚原因の男性ランキング
第1位:性格が合わない
第2位:精神的に虐待する
第3位:異性関係
第4位:家族親族と折り合いが悪い
第5位:浪費する
第6位:性的不調和
第7位:暴力を振るう
第8位:同居に応じない
第9位:家族を捨てて省みない
第10位:生活費を渡さない
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第1位:性格が合わない
第2位:生活費を渡さない
第3位:精神的に虐待する
第4位:暴力を振るう
第5位:異性関係
第6位:浪費する
第7位:家庭を捨てて省みない
第8位:性的不調和
第9位:家族親族と折り合いが悪い
第10位:酒を飲みすぎる
※上記のランキングは、裁判所が毎年公表している「婚姻関係事件数 申立ての動機別申立人別 全家庭裁判所」の令和2年度版の集計結果です。
婚活サイトのプロフィール欄は「付き合い程度」
婚活において、飲酒はそれほど大きなマイナスになるものではありません。逆に全くお酒が飲めないとなると、「付き合いが悪い人」「面白みがない人」と思われることもあります。
そのため、婚活では全くお酒が飲めないよりは、多少でもお酒が飲めるほうが、その場の空気を壊さずに、円滑に婚活を進めることができます。
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お酒はたしなむ程度が重要
ただ、結婚相談所や婚活サイトのプロフィールに飲酒について記載する場合には、「頻繁にお酒を飲む」「毎日お酒を飲む」ではなく、あくまでも飲酒は「たしなむ程度」「付き合い程度」とすることが重要です。
特にプロフィール欄は、お相手を選別するためのものとなりますので、足切りにならないためにもプロフィール欄は付き合い程度とするほうが良いでしょう。
婚活面接で居酒屋デートはアリ?
婚活でお相手と会う時に、居酒屋でもいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。特に面接1回目に居酒屋デートをするのは、ちょっとハードルが高いですよね。
しかし、お互いにお酒を飲むのが好きだったり、ご飯を食べるのが好きという場合には、1回目のデートでも居酒屋デートはアリです。
格安居酒屋やチェーン店の居酒屋でも大丈夫?
格安チェーン店の居酒屋や会社帰りのサラリーマンが多い大衆居酒屋では良い雰囲気にはなりません。婚活面接でお酒を飲むなら、落ち着いて話ができる個室居酒屋がベストです。
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居酒屋デートは個室があるお店がおすすめ
雰囲気重視でおしゃれな居酒屋や夜景が綺麗なバーでも良いのですが、最初からあまりにも気合を入れ過ぎてしまうとドン引きされる可能性もありますし、金銭的にもかなり厳しくなります。
そのため、婚活面接ではおしゃれ過ぎず、安すぎないお店をチョイスすることが最もベターな選択です。
飲酒をするなら最低限のマナーは必要
飲酒はマイナスにならないと言っても、最低限のマナーやルールを守らなければなりません。
たとえば、婚活でまだ数回しか会ったことがないお相手と食事をする際に、あまりにも大量のお酒を飲む行為は、相手からドン引きされる可能性があります。また、話の流れでお酒の話題になった時に、毎日かなりの量を飲むことを自慢げに伝える行為も、ドン引きされる傾向にあります。
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酔っぱらって相手に絡むのは最低な行為
相手と親しくなった後ならわかりますが、最初の段階で大量のお酒を飲むことは、絶対に控えなければなりません。酔っぱらって相手に絡むのは最低な行為となりますので、節度を持ってお酒を飲むことが重要です。
タバコとは違い、お酒を飲むことは、それほど大きなマイナスにはなりません。逆に付き合い程度の飲酒、節度を持った飲酒であれば、全く飲めない人よりもお相手に好印象を与えることができます。
しかし、飲酒が毎日の習慣になっている人は、お酒の量を減らすことが重要です。特に婚活では、大量にお酒を飲む人は嫌われる傾向にありますので、男性でも女性でも毎日お酒を飲んでいるという人は、週に2日は休肝日を取るなどの工夫が必要でしょう。